2020年6月11日「小さく小さく始める」
おはようございます。
今日6月11日は、2つあって、それぞれ「傘の日」と「雨漏り」の日というそうです。
いずれも入梅(にゅうばい)という梅雨の季節入りに関連した記念日ということです。
洗濯物が乾きづらくなりそうなのは、少し残念ですね。
さてそれでは今日も、タロットカードに今日のあなたを後押しするメッセージを聞いていきます。
「今日はどんな一日になりそうですか?」 ⇒ 魔術師(逆位置)
「そのために、どんな備えをすればいいでしょうか?」 ⇒ 金貨の5
そして、表れたカードから私が読み取った、
今日のあなたを後押しするメッセージは、
「小さく、小さく、はじめる」
です。
「今日はどんな一日になりそうですか?」 ⇒ 魔術師(逆位置)
新型コロナウイルス禍の影響が出て何か月かが経ちます。
これに伴って、人と人が直接に接するサービス業を中心に事業の転換を迫られているところも多いでしょう。
一方で私の界隈でも、今回のコロナを機に独立や起業をするという人から、多く報告もいただいています。
さて、何でいきなり起業の話なの?と思うかもしれません。
その理由は、今日を占うカードとして私の手元に現れた魔術師のカードにあります。
大アルカナの魔術師には、「新しく何かを始める」という意味があり、
その準備や、新しく始めるためのスキルや知識が備わっているという場合に、このカードが出ることが多いです。
ところが今回は逆位置で出ているんですね。
魔術師が逆位置で出ると、例えば起業などのように新しく何か事を起こす、というところは変わらないのですが、
正位置の時と違って、「まだスキルや知識が備わっていない」「準備不足で自信がない」
そういったところに少し懸念が出てきます。
「そのために、どんな備えをすればいいでしょうか?」 ⇒ 金貨の5
もちろん、そのような兆しが出ているからと言って、新しいことを成すことにためらう必要はないように思います。
そもそも起業にしてもうまくいくかどうかなんてわからないもの。
自信がなくて当たり前とも私自身は考えています。
それでは対策のカードに目を向けてみましょう。
寒空の中を二人の男女が足取りも重く歩いている姿があります。
ペンタクルの5は貧困とかお金がないさまを表していることから、カードに2が枯れている人物は、貧しさの真っただ中の状況と想像します。
「なんだよ!新しいこと始めるったって自信がないし、加えて貧困に困ってるって話じゃあ、踏んだり蹴ったりだよ」
そう思うかもしれません。
しかし、この金貨の5のカードが対策として出たということから、考えると、
それは考えようによっては、上手く行くヒントにもなると思っています。
例えば起業をするにしても、最初は資金も経験も何もなく、上手く行くかわからないことがやはり多いですよね。
だから、「小さく小さく始める」んです。
リーンスタートアップなんてよく言われるあれです。
金貨の5を貧困 → ごく少ない初期投資と考えればいいんです。
こうすることで、上手く行かないのであればすぐに撤退もできるし、
上手く行きそうならその時に改めて大きく育てていく、という戦略に切り替えればいいのではないかな、と
今日のカードから私はそのように解釈しました。