2020年7月14日「人生に必要なのは、勇気と想像力と、ほんの少しのお金」

おはようございます。
1789年のこの日、パリ市民がバスティーユ監獄を襲撃・占領し、これがフランス革命のはじまりとなりました。
このことを記念して、今日はパリ祭、フランス建国記念日と言われています。
フランス革命と言えば、私は昔ベルばらの漫画で見た、オスカルとアンドレの悲劇のシーンがとても印象に残っています。

それではさっそく本日も、タロットカードに今日のあなたを後押しするメッセージを聞いていきますね！

今日のタロットが返してくれたのは、このようなカードでした。
「今日はどんな一日になりそうですか？」　⇒　ペンタクルのキング
「そうなるために、あるいはそれを避けるために、私にできることは何ですか？」　⇒　希望（逆位置）

そして、表れたカードから私が読み取った、
今日のあなたを後押しするメッセージは、
「人生に必要なのは、勇気と想像力と、ほんの少しのお金」
です。

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ペンタクルの王が象徴するのは、経済的・物質的に成功した姿です。
このカードが今日は逆位置になって手元に現れたのを見て、
私の頭に浮かんだのが、冒頭の
「人生に必要なのは、勇気と想像力と、ほんの少しのお金」
という、チャップリンの言葉です。

喜劇王チャップリンのこの言葉は良く知られているので、聞いたことがある人も多いでしょう。
実は私は、最近までこの言葉の言わんとすることして、
「（勇気も想像力もいいけど）やっぱり人生には、先立つものとして、お金が必要ってことだよね！」
という感じで、「お金の大切さ」の事を言っているのだと、思っていました。

以前その話を友人に言ったら、いやそれはおかしい！とのことで、
友人の説明で、自分が間違って理解していたことに気づきました。

映画「ライムライト」の中で、チャップリンはこのセリフを通じて、
「どんな状況にあっても人生は素晴らしいものだ！」
と言おうとしているのだ。

そのように友人は説明してくれました。

今更ですが、チャップリンが映画で描いているのは、
「資本家」の側ではなく、日々働くだけでせいいっぱいの「労働者」の人達です。

今では考えられないくらい、労使間の境遇に格差のあった時代ですから、
労働者の人達は将来になかなか希望を持てなかったと想像します。

当時の労働者の境遇を考えると、確かに友人の見解に納得です。

お金や経済的成功の事ばかり考えて将来に希望を失ってしまわないよう、
むしろ、そんなものは笑い飛ばしてしまうくらいでちょうどいい！
未来に夢をはせてとにかく勇気をもって一歩を踏み出そう！

そういうメッセージじゃないかと、私は今思っています。

その意味で、今日逆位置で出たペンタクルの王のカードは、
物やお金など、形あるものに執着しすぎて夢を忘れてしまった姿だと、
私は解釈しています。

小アルカナのペンタクルのスートは金貨で描かれていますが、
描かれている通り、物やお金など、物質的・経済的な意味合いを持っています。
特に今日出たペンタクルの王は、経済的な成功者の象徴でもあるので、
その意味合いをより強く感じます。

では、形あるものに執着しすぎないためには、どうすればいいのでしょうか？
あらためて、対策のカードとして出た、希望の逆位置に注目してみましょう。

ここでペンタクルのキングの生きざまを考えると、
それは、金貨（お金）という形あるものを追いかけて、経済的な成功を目指すというもの。
地に足の着いたある意味堅実な生き方と言えそうです。