2020年9月16日「光に照らされて、問題が表に出てくる」

こんにちは。

それではさっそく本日も、タロットカードに今日のあなたを後押しするメッセージを聞いていきます。

今日のタロットが返してくれたのは、このようなカードでした。

「今日はどんな一日になりそうですか？」　⇒　カップの6

「そうなるために、あるいはそれを避けるために、私にできることは何ですか？」　⇒　月(逆位置)

そして、表れたカードから私が読み取った、今日のあなたを後押しするメッセージは、

「光に照らされて、問題が表に出てくる」

です。  

花でいっぱいのカップを差し出す子供と、それを受け取る少女。2人の子供達は明るい表情をしていて、優しさやあたたかさが伝わってくる絵柄ですね。絵柄にあるように、温かさに満ちた感情が現実化していくことを表しています。カップの6は郷愁のカードです。過去はよみがえり、感傷に浸るひと時を意味しています。

しかし、過去の思い出というのは美化されるということを忘れてはいけません。たとえば「毎日が楽しくて仕方がない」という人は、どれほどいるでしょうか？特に50歳を超えると、なかなかそうは思えない人が多いでしょう。

なぜなら、この年代になると、自分の残りの人生が見えてくるからです。

「部長になるのは難しそうだ」「転職したいけど年齢的に厳しいから我慢しよう」「離婚するのも大変そうだし、まぁいいか」など、あまり面白くはない未来が見えてくるのではなでしょうか。誰しも、若いころは輝かしい未来を夢見ていたわけですから、現実とギャップが生まれるのは当然です。そして、人はその反動で過去を振り返るようになります。あまり面白くない未来ではなく、確実に楽しかったこと、つまり、よい思い出に浸るのです。

続いて、対策となる月のカードを見てみましょう。カードには、満月と上弦の月（三日月）が重なった状態、そして、その下には犬とオオカミ、また2つの塔が描かれていることが分かります。2つの月、2匹の獣、2つの塔、それぞれが象徴するのは二重性です。犬は意識をオオカミは無意識をそれぞれ表します。犬は太陽の支配を受ける動物であり、 オオカミは月の支配を受ける動物です。

また、水の上に出てくるザリガニが見えますが、水は無意識を意味し、大地は意識を意味しています。

総じて、逆位置の月のカードは、隠されていたものが表面に表れる、「不安が晴れて誤解が解ける」という意味になります。

先ほどカップの6のカードについて、過去の思い出に浸るという話をしましたが、逆位置の月のカードと合わせて言えることは、過去の思い出を美化する・・・つまり、あなたの「現在に対する不安」が表に浮かび上がってきたというメッセージでもあるのです。問題が表に出てくれば、解決はそう遠くはありません。再び光が見えてくるはずです。あなたは、抑圧された問題や不安を克服して自信をつけることができるようになるでしょう。

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