2020年6月25日「この不完全な世界で、さかなくんのように生きていく」
おはようございます。
1852年の今日はスペインの建築家、アントニオ・ガウディの誕生日です。
これを記念して全国労働組合総連合がこの日を「住宅デー」と制定しました。
ガウディといえば、サグラダファミリアが有名ですが、いまだに建築中というのがすごいですね。
それではさっそく本日も、タロットカードに今日のあなたを後押しするメッセージを聞いていきますね!
今日のタロットが返してくれたのは、このようなカードでした。
「今日はどんな一日になりそうですか?」 ⇒ 世界(逆位置)
「そうなるために、あるいはそれを避けるために、私にできることは何ですか?」 ⇒ カップのペイジ
そして、表れたカードから私が読み取った、
今日のあなたを後押しするメッセージは、
「この不完全な世界で、さかなくんのように生きていく」
です。
今日手元に開かれた「世界」のカード。
描かれているのは、月桂樹でできた輪の中で踊る女性と、それを見守る四聖獣たちです。
女性は一糸まとわない姿であり、彼女を取り囲む四聖獣は世界の四台元素を表すことから、
このカードは、世界の完璧性を象徴すると言われています。
それが今日のように逆位置で開かれた場合、もしかしたらこれまであなたにあった完全性が崩れ、中途半端、あるいは何かが未完になっているとカードは言っています。
さて、完全性が失われてしまったと言われると、不安になるかもしれません。
しかし、そもそも完璧な世界なんて存在するのでしょうか?
プラトンという哲学者は、数学的な完全な「円」や「三角形」を例にして、
完全な世界を「イデア」、そのイデアが存在する世界の事を「イデア界」といったそうです。
完璧な世界であるイデア界に対して、私たちの住むこの世界はおよそ完ぺきとはかけ離れていますよね。
そう、私たちはもともと、この不完全な世界で生きているのです。
私たちはおそらく生きているうちには、
「世界」のカードに描かれているような完全なイデアの世界には、たどり着くことはできません。
それでもこの不完全な世界で、何とかより良く人生を生きたいですよね?
それでは、そのための対策のカードを見ていきましょう。
カードを見ると、優しそうな若者がなにやら手に持ったカップから、顔を出す魚に微笑みかけているのが分かります。
想像力が豊かなこの彼ないし彼女は、もしかしたら魚との対話を楽しんでいるのかもしれません。
・・・と書いていて、私が思い出したのは、そう、あのさかなくんです。
直観を大切にするとか、ワクワクする気持ちを受け入れるとか、そういうあたかも「子ども」のような素敵な姿勢で、生きていくことが、
この不完全な世界を楽しむコツなのだと、今日のカードは言っているのだと思いました。
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