「人生を後押し」するための、タロット占い

このブログは、今自分が望む人生を送れていない人に、タロット占いを通じて少しでもお役に立てればと思って作ったブログです。私は、長年本気で継続できるものがずっとありませんでした。しかし、唯一タロット占いだけはずっと今でも本気で続けることができています。 私は「ちょっとづつちょっとづつでもいいから、自分で自分の人生を切り拓いていけるように!」と思って、タロットに関する情報発信をしていきます。

2020年7月6日 「雪が溶けると何になる?」

おはようございます。
今日7月6日は、「サラダ記念日」です。
えっと・・・これまでブログの冒頭であいさつ的に書いてきた、「今日の記念日」シリーズって、
語呂合わせだったり、歴史の出来事だったりをもとに、業界団体などが制定したものが多かったと思います。
しかし、今日の「サラダ記念日」は、それとは経路がすこし違うみたいで、
歌人で作家の俵万智さんの作品「サラダ記念日」の中の、
”「この味がいいね」と君が言ったから、七月六日はサラダ記念日”
という一節、にちなんだものだそうです。
同書の出版は1987年ということで、当時まだ子供だった私は読んだことがなかったので、これを機に本書を読んでみようと思いました。

それではさっそく本日も、タロットカードに今日のあなたを後押しするメッセージを聞いていきます!

今日のタロットが返してくれたのは、このようなカードでした。
「今日はどんな一日になりそうですか?」 ⇒ 死神(逆位置)
「そうなるために、私にできることは何ですか?」 ⇒ ペンタクルのエース

そして、手元に開かれたカードから私が読み取った、
今日のあなたを後押しするメッセージは、
「雪が溶けると何になる?」
です。

 

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トーベ・ヤンソン原作の「楽しいムーミン一家」 ご存知でしょうか?
ムーミンが大好きだったりするのですが、
つい先日 7月4日(土)より、アベノハルカスでムーミン展が開かれると聞きました。
関西だから普段はなかなかいけないのですが、今年は夏休みをとって大好きなムーミン展に行こうと思います。
https://www.aham.jp/exhibition/future/moomin/
8月30日までやっているそうなので、みなさんもいかがでしょうか?

さてさて、ムーミンのお話を読んだ人はご存知かもしれませんが、
舞台となっているムーミン谷は、冬になると谷一帯が雪と氷に閉ざされてしまうんですね。
たしか講談社から出ていた「ムーミン谷の冬」を昔読んだのを思い出すと、ムーミン谷が雪に閉ざされるのはものすごーく長い期間だったように記憶しています。

で、この時期になるととにかく、家も何もかもが雪で覆われてしまい、ムーミン谷の住人はまとにも外と行き来ができなくなってしまうため、
ムーミン一家は毎年冬の時期に、なんと「冬眠」に入るんだそうです。

ちなみにこの間、スナフキンは南の方に旅に行き、返ってくる春先に、ムーミンスナフキンの南の旅の話を楽しみにしている・・・みたいなのはお約束です。

でも、冬眠しなきゃいけないくらいの雪と氷の冬の厳しさは、やはり原作者の生まれの北欧はフィンランドならではですね。
今年はまともに積雪がなかった日本の首都圏にいては、まったく出てこない発想だと改めて思います。

このように、冬の時期のムーミン谷は、どこを見渡しても生きとし生ける命の姿はどこにも見えない、まるで死の世界に迷い込んだように思えます。
そしてムーミンたちは冬眠に入り、あたかも死んでしまったかのよう・・・・。

「こうして、ムーミンたちをはじめとするムーミン谷の住人たちは、冬を迎え死に絶えてしまうのでした。」
・・・おっと、こんな風にみんな死に絶えてしまうと、読者の子供はギャン泣きしてしまいそうですが、
そうはならないのでご安心を。

「雪が溶けると、何になりますか?」
水・・・じゃなくて、

そう!雪が溶けると、春になるのです。

一年の半分の間、雪にと氷に閉ざされ、一見するとあたかも死の世界のように見えるムーミン谷ですが、
春になれば氷も溶け、雪解け水とともにムーミンたちも冬眠から覚めて、待ちに待った春を謳歌するようになります。

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さて、前置きが長くなりましたが、
今日わたしの手元に開かれた、タロットの死神のカードです。

カードをみれば分かる通り、死神が馬で通った後は、草木は枯れ傍らでは人が横たわるまさに死が訪れた世界と言えるでしょう。
しかし、今日のように死神が逆位置で表れると、
「訪れた死」の先にある、「再生」の意味合いを持つようになります。

すなわち、あたかも生きとし生ける命が死に絶えてしまったかのような冬の季節のムーミン谷が、
これから春を迎えようとする・・・そんなイメージを私は今日のカードから感じました。

しかし、死神のカードはこうも伝えています。
「春を迎えるためには、物事をきちんと“終わらせなくてはいけない”」

どういうことでしょうか?

そうですねぇ・・・ちょっと想像してみたのですが、
たとえばちょうど今の時期は1年の半分を回ったところ、
会社に勤めとかだと、下半期を迎え、夏のボーナスが出る人もいるかもしれません。

ボーナスを手に(賞与が出たから、と決めつけるわけではないですが)
転職したり、はたまた新天地を目指したり・・・ということもあるかもしれません。

さて、本日対策として出たペンタクルのエースですが、
このカードが開かれたということは、
これからあなたが手掛ける仕事やビジネスに関しては、順調な兆しが出ているといえるでしょう。

転職して入った新しい会社、あるいは会社を辞めて独立して手掛けるビジネスは幸先の良いものになりそうです。

そのために、今の会社を退職することを決めたのも、あなたの決断ですから尊重したいと思います。
しかし、立つ鳥跡を濁さずではありませんが、お世話になった会社を去る以上は、
誠実に真摯な引き際を心がけることを忘れないようにしましょう。

余念のない引き継ぎ・・・既定に従ってのパソコンのデータの全消去他、デスク周りやロッカーなど、
美しくしてから後にしたいものですね。

くり返しになりますが、今日手元に現れた死神のカードは、
「春を迎えるためには、物事をきちんと“終わらせなくてはいけない”」
と私に伝えていました。

「物事をきちんと“終わらせなくてはいけない”」というのは、
このような、「立つ鳥跡を濁さず」という引き際のことを言っているのではないだろうか?

そのように私は今日のカードを解釈しています。

#タロットカード #タロット占い #ムーミン #死神 #立つ鳥跡を濁さず