「人生を後押し」するための、タロット占い

このブログは、今自分が望む人生を送れていない人に、タロット占いを通じて少しでもお役に立てればと思って作ったブログです。私は、長年本気で継続できるものがずっとありませんでした。しかし、唯一タロット占いだけはずっと今でも本気で続けることができています。 私は「ちょっとづつちょっとづつでもいいから、自分で自分の人生を切り拓いていけるように!」と思って、タロットに関する情報発信をしていきます。

ABD読書会に参加しました 『私とは何か「個人」から「分人」へ』

https://peatix.com/event/1516760?lang=ja

今日は先ほどまで、
「ABD読書会」のZoomオンライン版に参加・受講していました。
ABDとは、京都発祥のActive Book Dialogue(アクティブ・ブック・ダイアローグⓇ)の略で、ダイアローグとあるように、対話を主体に行う読書ワークショップのことです。

(主催者の方より、SNSとかで発信OKとのことなので、今日の感想をシェアしちゃいます)

私自身が初参加となる今回のABDのテーマ図書は、
平野啓一郎さん著書の『私とは何か「個人」から「分人」へ』
です。

私たちは普段認識している自己像は、一見1つの人格だけでできているように思えるかもしれませんが、
本書が提示するのは、1つの人格による「個人」ではなく、多様な複数の人格である「分人」という自己認識です。

最初私が本書を読んだ時、複数の人格が自分に存在しているという考え方にはびっくりしてすぐには受け入れがたい印象がありました。
しかし、ワークショップを通じて本書を読んだり、他の参加者の方と対話や意見交換をしていくことを通じて、「あ、確かに『分人』という捉え方の方が、しっくりくるかも・・・」
と認識が変わっていきました。

例えば、私自身の話でいうと、もともと、私は「シャイで人見知り」という自己認識を持っていました。
ところが、新型コロナの影響で春先から会社で自宅勤務となり、職場で同僚と顔を会わせる機会がとても少なくなったんですね。するとどうでしょう・・・全国的な外出自粛要請の発令に合わせて、花盛りとなったオンラインのセミナーや交流会に、積極的に参加するようになった自分がいました。

「シャイで人見知り」という自己認識と、誰に言われるまでもなく「積極的に交流を求めようとする」自分という、一見矛盾する行動に見える自分がそれぞれいるということが分かり、自分でも意外な発見をしています。

というように私自身の自己認識が変革されたということの他、
今回のABD読書会では、私と同じような体験の話もあり、深い見方や意外な着眼点の意見もありと、目ウロコの体験がとてもたくさんありました。自身の自己理解という点と、他者に対する見方の2点について、とても豊かな視点を持つきっかけになれたと感じています。

これを機会に、今後はもっといろんな出会いやコミュニティに参加して、自分の「分人」を増やし育てていきます。

一緒にワーク頂いた皆さん、どうもありがとうございました。

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#ABD読書会 #ワークショップ
#平野啓一郎 #私とは何か「個人」から「分人」へ