大アルカナに描かれた、わちふぃーるどの住民達

Amazonで注文していたダヤンのタロットカードが届きました。
ダヤンのタロットカードは「猫のダヤン」をモチーフにした大アルカナのみ22枚で構成され、鏡リュウジ先生が監修されたタロットカードです。

「猫のダヤン」は、絵本作家の池田あきこさんによる「わちふぃーるど」という架空の世界を舞台にした、創作シリーズです（詳しくは、公式ホームページ にて）

ホームページによると、ダヤンの世界は「わちふぃーる」とよばれており、あるす（地球）の一部でしたが、
現在は、神々によってあるす（地球）とは別の世界に切り離されたところに存在しています。

わちふぃーるどには、雪狼や巨人族なんかが設定ではあり、なにやら北欧神話を彷彿とさせますね。

地球とは違う世界が舞台ということもあり、主人公のダヤンをはじめ妖精や魔女など、物語に登場するほとんどが私たちにはなじみのない人物です。2本足で立って人語を解すわちふぃーるどの住民たちが、誕生日を祝ったりなど四季折々のイベントを楽しむ描写が、物語の中でたくさん描かれる、そんなお話です。

私が猫のダヤンを知ったのは、以前アニメ化された時に見てからです。
ムーミンでいうスナフキン的キャラのジタンはダヤンの友達兼イケメンのメンターといった具合だし、ガールフレンドのマーシィも中の人竹達彩名さんキャラ全開です。
私のお気に入りは、ダヤンが年を奪われて赤ちゃん猫（この時は私たちが知る普通の動物の猫みたいに）になってしまうエピソードですかね。

まぁ話をしだすときりがないのでこの辺にして、ダヤンタロットに戻りますね。
猫のダヤンのタロットでは、わちふぃーるどの住民達が、22枚の大アルカナに描かれています。

そしたらまず、大アルカナの前編のカードから見ていくと・・・

最初の愚者のカードはダヤンではなく、ガールフレンドのマーシィのお父さんというのが意外ですね。
ダヤンはというと・・・恋人たちでマーシィとラブラブなのがほほえましい。
また、チャリオットに乗ったダヤンのたずなをこっそり後ろから握っているジタンもなかなかです。
他にも、物語の中で分別を持ったキャラであるイワンが正義というのも的を得たりといった感じでしょうか。

続いて大アルカナの後半のカード・・・

マーシィのおばさんが月の光で優しく照らし、マーシィはというと、節制の水瓶にこぼさないよう慎重に水を移し替えています。そして、世界のカードの中でダヤンは、あるす（地球）とわちふぃーるどの統合・完成を見る・・・
・・・とこんな感じで、「猫のダヤン」の世界観が、大アルカナのカードに見事に再現されているということが分かると思います。

池田あきこさんの「猫のダヤン」の原作を知っていれば知っているほど楽しめる、というのがこのダヤンのタロットカードなのかなぁと思います。
このタロットを使ってリーディングをする時は、ダヤンが好きなほど上手くできるかもしれませんね。

猫のダヤンいいかんじ・・・の人は、Youtubeでアニメが何話か公開されているようなので、

良かったら見てみてもいいかもです。