2020年6月14日「落ち込んだりしても、元気に情熱的に」

おはようございます。
今日6月14日は、手羽先チェーン店「世界の山ちゃん」創業(1981年)を記念して「手羽先記念日」というそうです。
何でも鳥の手羽先は、たんぱく質やビタミンBといった栄養が豊富な食材だそうですね。
勤務先の神保町にも世界の山ちゃんの店舗があるので、今度行ったら積極的に頼もうと思います。

ではさっそく、タロットカードに今日のあなたを後押しするメッセージを聞いていきますね！

今日のタロットが返してくれたのは、このようなカードでした。
「今日はどんな一日になりそうですか？」　⇒　力
「そうなるために、あるいはそれを避けるために、私にできることは何ですか？」
　⇒　ワンドの女王

そして、表れたカードから私が読み取った、
今日のあなたを後押しするメッセージは、
「落ち込んだりしても、元気に情熱的に」
です。

まず左側の「力」のカードですが、ここには獣を優しく、しかし力強くいなしている女性が描かれています。
もともとの意味の通り、あなたの中にある「恐怖を飼いならす」ということでよいでしょう。

では、そのあなたの中の「恐怖」とは一体どんなものなのでしょう？

・・・

それを具体的に解き明かすのが、対策カードとして現れた、
右側のワンドの女王のカード。
私はこのカードを最初見た時、どっかで似たような恰好のキャラを思い出したんです。

女王が握る木の棒、そして足元の黒猫・・・
木の棒は魔女の箒（ほうき）、魔女のお供といえば黒猫です。

そう、このカードを見て私が思い出したのは、
角野栄子さん原作、宮崎駿監督のジブリ映画
「魔女の宅急便」でした。

同作品は放映当時ヒットになりましたし、
金曜ロードショーで何度も放送しているので、
若い人も見たことは多いのではないでしょうか？

主人公の女の子キキは、
魔女のしきたりとして、13歳の誕生日に、
他に一人も魔女がいない「海の見える町」で独り立ちを始めます。

魔女といっても今のキキにできることは、
箒に乗って空を飛ぶことくらい。

それでもキキは相棒の黒猫ジジと共に、
箒に乗って、町の人達の依頼でモノを運ぶ
「魔女の宅急便」を始めていく・・・
というお話です。

でも思うのは、キキがやっていることって、
「個人事業主として、人の依頼で物を運んで、それで飯を食っていく」
なんですが・・・

これって、今話題のUberEatsみたいな、
個人宅配事業ってことですよね。

ウーバーイーツなんで影も形も時代です。
さらに、キキが訪れた町は同族もいないわけで、
いっぱい不安もあったんじゃないでしょうか？

事実、キキの周りには確かに頼れる見方も多い反面、
依頼した人の期待にそぐえなかった場面も出てきます。
さらに後半、相棒のジジとも言葉を交わせなくなり、
頼りにしていた「空を飛ぶ力」も無くしてしまうなど、
それこそ彼女自身、どうしていいか分からなくなってしまう展開が続くんですね。

実際に、ネットで上がっている同作品の名言を見ていくと、
隠しきれないキキの不安が見て取れるセリフが、
たくさん上がっているのが分かります。

それでも、その不安をなんとか手懐けながらも、元気にふるまうキキの姿がこの作品では一貫して描かれています。

まさに、今日の「不安を手懐ける」力のカードが言っている事だと、私は解釈しました。

そして、対策として出たワンドのクイーンですが、
このカードはもともと、情熱的で行動的な人物像を意味しています。
（※ワンドの女王のモデルは、シェイクスピア作品で有名になった舞台女優の「エレン・テリー」という人。ウエイト版タロットの絵師パメラ・コールマン・スミスの友人でもあるそうです）

恐れや不安を手懐けたキキが大人になったら、もしかするとこういう女性になるのかもしれませんね。

「落ち込んだりもしたけれど、わたしは元気です。」
糸井重里氏があげた、有名なセリフですが、
こんな風に、恐れや不安を認めつつも元気に情熱的にふるまうよう過ごしていきましょう。